![]() | |
|
確定申告しただけで満足してると、突然"督促状"が届くことがある。
"申告納税制度"を理解して、ぜんぶ自分で動くしかない。
「確定申告、終わったー!!」
毎年3月中旬、SNSでよく見るこのセリフ。
言いたくもなるよね。
書類も数字も税率も、何もかもめんどくさすぎて、提出が終わっただけで世界に光が差したような気分になる。
でも、ここで安心しちゃダメなんだよ。
なぜなら、確定申告は「税額の確定」であって、「税金の支払い」はまた別のお話。
申告が終わった直後、いきなり所得税の"督促状"が届いてパニックになる人、毎年めっちゃ多い。
「は?支払いの案内も来てないんですけど?」
「申告したのに、なんでこんな脅し文句みたいな文書が突然来るの?」
って思うよね。
わかる、めっちゃわかる。
しかし、これにはちゃんと理由がある。
確定申告って、自分で自分の税額を申告して、自分で納付手続きを進める「申告納税制度」って仕組みなんだよね。
つまり、申告しただけでは誰も「払ってください」って言ってくれない。
払わなきゃいけない日も、金額も、自分で把握して自分で動くしかない。
そして事前通知もこない(督促状を送付する前のワンクッションで、"納税のお知らせ"が送付される場合がある。)。
「私、e-Taxで申告したから、納税もe-Taxで自動で終わってると思ってました」って人もいるけど、それは完全に勘違い。
納税は別の手続き(振替納税、ダイレクト納付、クレジット納付、電子納税など)で自分で手続きしないと完了しない。
このように「申告書類の提出は終わっているけど、お金はまだ払ってない」って状態が発生して、申告後にいきなり督促状が届くってケースは普通にある。
それが悪意じゃなくても、納期限の翌日から納付日までの日数で"延滞税"がかかる(納税額が10,000万円未満、または、延滞税の計算結果が1,000円未満であればかからない。)。
延滞税はほんと「余計な税金」。
(納税額が数百万円なければ)いきなり発生することはないけれど、本税の納付が遅れれば遅れただけ実際に支払わなければならないし、計算額も大きくなる。
督促状は"国税通則法"に基づいて送付されるものであり、納税者あてに到達することが「差押え以降の"滞納処分"の要件」にもなっていて、キツめの文章が書かれているから、届いた人はかなりビビると思う。
でもその紙1枚にビビって何もしないままだと、今度は"差押通知書"が届く可能性もある。
支払う意志がある人にも容赦なく襲ってくるから、ほんと怖い。
じゃあそれをどう防ぐかって話なんだけど、結局は「納付を自分でちゃんと管理する」しかない。
税金は「知らなかった」では通用しない世界。
自分の行動でしか防げないからこそ、私は「申告が終わってからが本番」って言い続けてる。
現実的なお金の話だからね。
自分でしっかり納税の管理するために。
・能率 NOLTY 壁掛けカレンダー 2025年4月始まり:Amazonで見る
税金や社会保険料の納付期限は3月、4月、5月…みたいにバラバラ。
視覚化しておかないと、ぜったい忘れる。
新しいカレンダーを買ったら、直ちに記載しておこう。
1月始まりか4月始まりかは、自分の仕事内容や好みに合わせてね。
・キングジム クリアファイル A4タテ 20ポケット:Amazonで見る
納付用の封書を管理するために、こういうファイルを。
税金や社会保険料の封筒や納付書って、どれも似たようなサイズ・色・文面。
1枚でも行方不明になると地獄。
・PLUS マグネットクリップ:Amazonで見る
封書通知の見逃し防止に。
「要開封」クリップを貼っておくだけでも、事故は減る。
郵便が多すぎて開封し忘れる人、マジで多い。
よく「そんな通知届いてない」なんて言う人がいるけど、他人のせいにする前に、自分のせいじゃないか確認するのが大人。
紙の申告をしてる人は「確定申告の手引き」、電子申告した人は納税申告を送信した後の画面「納税について」で案内はされてるんだけど、申告が終わった安心感から、ろくに確認しない人も多い。
ここまで読んで「うわ、全部自分のことだわ…」って思った人、大丈夫。
気づいた今が、一番早い。
仕組みと習慣さえ作ればそこまで難しくないし、ちゃんと動けば余計なペナルティは避けられる。
どちらも1日1ポチ応援いただけると嬉しいです!


0 件のコメント:
コメントを投稿