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税務署の駐車場が混雑してる中でイライラしてる人ほど「税金のことがわからない」と怒鳴ってるの、他力本願が過ぎる。
制度は毎年ほぼ同じなんだから先に自分で調べてほしい。
確定申告の時期になると、全国の税務署が混雑する。
その中でも特に苛立ちが集中するのが、駐車場や案内窓口。
「なんで税務署の人がわからないんだよ」
「いつまで待たせるんだ」
こういった怒号が飛び交うのは、もはや風物詩とも言える。
だが実際にその場で誘導や案内をしているのは、税務署職員ではなく外部委託の誘導員や警備スタッフである。
税務相談に答えられる立場ではない人に対して、「税金のことがわからないのか」と怒鳴るのは、明らかに的外れだ。
制服を着ているからといって、すべての人が税務知識を持っているわけではない。
このような混雑の裏にあるのは、「自分で調べようとしない姿勢」と「他力本願な意識」だ。
確定申告で必要になる情報や仕組みは、毎年大きく変わることはほとんどない。
にもかかわらず、毎年同じトラブルが繰り返されるのは、制度が難しいというよりも「調べる前提で動いていない人」が一定数存在しているからだ。
「去年も同じことしたのに今年も来て混乱している」
「何も準備していないまま現場で全部聞こうとしている」
こういった行動が混雑を加速させ、現場に余計な負担を生む。
一方で、国税庁の公式サイトには「確定申告書作成コーナー」があり、スマートフォンでもパソコンでも必要書類を作れる。
マイナンバーカードさえあれば、紙に印刷せず、そのまま電子申告で終わらせることもできる。
電話相談窓口も設けられていて、基本的なことなら在宅で解決できる。
そもそも、税金の手続きというのは「自己申告」が原則。
だからこそ、最低限の知識を身につけておく必要がある。
わからなければまず調べる。
調べてもわからなければ問い合わせる。
その順序を守らないから混乱が起きる。
税金のことが不安なら、とにかく"知る"ことから始める。
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「あることは知っているのに、聞かれたらよくわからない」
それが税金。
学校でも社会や公民の授業でサラッとやる程度。
いま一度、わかりやすい本で学び直ししてみるのはどうだろうか。
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混雑を避けたいなら事前準備をして、できることは自宅でやる。
それだけで申告のストレスは大きく軽減される。
制度が複雑だと言われがちだが、実際は「毎年の繰り返し」で済む部分が多く、覚えてしまえばそこまで難しくない。
自分で何も調べずに来て、他人にキレて、誘導員を責めて。
そんな態度では、税金がどうこう以前に「常識」や「礼儀」の話になる。
税の知識より先に、まず社会性をアップデートする必要があるのではないか。
制度や仕組みのせいにする前に、やるべきことは自分にもある。
それが「納税者の責任」ということを忘れたくない。
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