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「ワンストップ特例でふるさと納税した後、確定申告したら寄附金控除が消えた」
毎年やらかす人がいる。
ワンストップは絶対に確定申告しない人向け。
制度が罠すぎる。
ふるさと納税のワンストップ特例制度、便利そうに見えて実は落とし穴がある。
「ちゃんとワンストップ申請したのに、住民税の控除がされてない」
このトラブル、毎年のように報告されている。
原因はシンプル。
ワンストップ特例は「確定申告をしないこと」が前提の制度。
医療費控除や副業の申告、株や仮想通貨の取引、雑所得などで確定申告をすることになった場合、ワンストップ特例の申請は自動で無効になる。
にもかかわらず、本人は「ちゃんと申請した」と思い込んでいる。
結果、寄附金控除がまるごと消えたように見える。
正解は「確定申告するなら"寄付金控除"欄にふるさと納税分の控除額を記載する」。
ポイントは、確定申告に記載する内容が「住民税の計算に優先される」という点。
つまり、確定申告書の中にふるさと納税の寄付金控除を記載しなかった場合、ワンストップで提出したはずのふるさと納税の情報も打ち消されてしまう。
住民税の通知などで、消えたことを確認すらしなかったら、ただただ損したままである。
「毎年やらかす人、必ずいる」と言い切っているのは、この制度がいかに誤解されやすいかを強調したかったからだ。
ふるさと納税は節税対策として人気だが、ルールを正しく理解していなければ簡単に損をする。
それに、ふるさと納税って、一般的な所得の人は「減税効果+返礼品」の見返りはそれほど大きくない。
強いて言えば、高所得で所得税率が高い人は減税効果も大きくて、一般人より恩恵が受けれるとは言える。
とはいえ、色んな返礼品を眺めるのは楽しいよね。
・Amazonふるさと納税:Amazonで見る
イチノちゃんみたく、Amazonにどっぷりな人はこちらを活用してみては。
返礼品はいつ届くかわからないのが通常だけど、最短翌日に届く返礼品もある。
人気の返礼品はとにかく在庫切れになりやすいから、こまめにチェックすることをおすすめする。
年末に駆け込み需要が必ず発生するしね。
制度が複雑なのは仕方ないけど、ワンストップと確定申告の関係はもっと周知してほしいと思う。
寄付金控除漏れとなった場合は、原則、確定申告の内容を直す手続きである"更正の請求"を行わなければならず、手間と時間がかかる。
制度を使うなら制度をよく知ってから。
知らずに損するくらいなら、最初から確定申告で一括処理した方が安心だと、個人的には思っている。
ひとりでもお金や時間を損する人が減ればいいな、と願う。
どちらも1日1ポチ応援いただけると嬉しいです!


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