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「職場の人間関係をよくすればメンタル不調が防げる」って簡単に言うけど、それができたら苦労しない。
気軽にフラットに話せる関係なんて、環境と相性次第で全部変わる。
職場が原因で心を壊す人が増えている。
職場環境によるストレスや精神疾患は、もはや個人の資質ではなく社会的な構造問題として語られるべき段階にある。
特に問題視されているのが「人間関係」。
上司との不一致、同僚との価値観のズレ、パワハラ、無視、距離感のミス。
どれも見えにくく、証明しにくく、でも確実に人を消耗させる。
専門家は「同僚と気軽に話せる関係を」とアドバイスする。
職場で孤立しないこと、相談できる人を持つこと。
それは間違ってはいない。
でも、それができないから困ってる人が多いのだ。
職場の人間関係は、学校のクラスと違って逃げ場がない。
好きな人とだけ関わることもできず、チーム単位で成果が求められる。
しかも「大人なんだから割り切れ」と言われてしまうため、苦手な人とも我慢して関わり続けなければならない。
この「我慢」の積み重ねが、心を摩耗させていく。
しかも、最もやっかいなのは、“悪意のない鈍感さ”だったりもする。
明らかなパワハラよりも、「悪気のない無神経さ」に長くさらされた方が、じわじわと心を削られるという人もいる。
必要なのは「自分を守る環境」と「セルフケアの知識」だ。
人間関係やメンタルケア関連のアイテムを紹介しておく。
・書籍「職場のめんどくさい人から自分を守る心理学」:Amazonで見る
上司・部下・同僚との関係をどう調整するか、感情的にならずに対応する技術がまとめられた一冊。
他人は変えられないから、自分が変わろう。
・書籍「一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全」:Amazonで見る
イギリスで大人気の心理学者による、セルフケアマネジメント。
メンタルに関することは世界共通。
すっと頭に入ってくる文章で、疲れすぎてるときにも向いている。
・書籍「「好き」を言語化する技術」:Amazonで見る
"推しの尊さを語るための本"となっているが、本質は自分の感情を整理して言語化することにある一冊。
「何がしんどいのか」が自分の中で曖昧なままモヤモヤしている人におすすめ。
人間関係のストレスは、目に見えないぶん軽視されやすい。
でも、それで心が壊れる人が本当に増えている。
職場のメンタルヘルス対策は「制度」や「言葉」だけじゃ足りない。
現場にいる人たちのリアルな感覚に即したサポートが必要だ。
しんどいのは、自分が弱いからじゃない。
どちらも1日1ポチ応援いただけると嬉しいです!


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