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潰瘍性大腸炎は完治が難しい指定難病。
安倍元総理もこの病気で苦しんでいたことで知られてる。
一刻も早く治療法と薬が確立されますように。
潰瘍性大腸炎という病気を知っている人は増えてきた。
この病名が一気に知られるようになったきっかけの一つは、元内閣総理大臣・安倍晋三氏がこの病に苦しめられていたという事実だった。
政治家として多忙を極める日々の中で、体調不良によって辞任せざるを得なかった背景に、この潰瘍性大腸炎の存在があった。
潰瘍性大腸炎は、厚生労働省が指定する「指定難病」の一つ。
症状としては、大腸の粘膜が炎症を起こし、激しい腹痛、下痢、血便などが慢性的に続く。
発症のメカニズムは未だ完全には解明されておらず、現在のところ、根本的に完治させる治療法は存在しない。
ただし、症状を抑えて寛解状態を保つための薬や生活指導は確立されつつある。
寛解とは、症状が一時的に消えている状態のことであり、必ずしも「治った」わけではない。
つまり、再発のリスクは常に隣り合わせ。
そうした緊張感を抱えながら、仕事や日常生活を送っている患者も多い。
治療では、食生活の見直しやストレスの軽減、免疫抑制剤や抗炎症薬などが使われる。
中には「特定の食べ物を避ければ大丈夫」といった誤解も多いが、体質によって症状の出方や反応する食材が異なるため、個別の対応が必要になる。
潰瘍性大腸炎に関する書籍や生活ガイドも販売されている。
・書籍「ウルトラ図解 潰瘍性大腸炎・クローン病」:Amazonで見る
潰瘍性大腸炎は大腸のみ、クローン病は口から肛門までどこでも炎症が起こる可能性がある難病。
消化器のしくみ、寛解、生活へのアドバイスが得られる。
・書籍「成長期から思春期のクローン病・潰瘍性大腸炎 まんぷくごはん」:Amazonで見る
難病を患う成長期の子どもに寄り添う一冊。
食べたいものをなるべく食べさせたい気持ちは、親ならあって当たり前。
「見えない病気」は軽視されやすいが、当事者にとっては毎日が戦いだ。
完治しない病と付き合いながらも社会の中で生きるためには、周囲の理解と正しい知識が不可欠。
潰瘍性大腸炎は決して他人事ではない。
身近な誰かが静かに抱えているかもしれない。
だからこそ、知ること、理解すること、そして支える姿勢が求められている。
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