![]() | ||
|
ソロキャンプ女子が増えてるって聞いたけど、酒と缶詰と焚き火があればそれでよし。
こだわり道具とか洒落た演出とかいらん。
野営は心の余白。
最近「ソロキャンプ女子」ってワードをよく見かける。
SNSでも、映えそうなギアやスタイリッシュなサイト設営の投稿が流れてきて、アウトドアがちょっとしたトレンドになってる感がある。
でも、正直言って思うのは「やってることって昔から変わらんよな」って話だ。
昔のキャンプってもっと泥臭かった。
焚き火の煙にまみれて、蚊に刺されて、缶詰とインスタントラーメンだけで一晩を過ごすようなやつ。
それがよかった。
むしろその不自由さが自由だった。
今のソロキャンプ女子界隈がどうとかじゃない。
ただ、昔から一人で焚き火にあたりながら、酒飲んでちょっとしたつまみを温めて、「あー、こういうのでいいんだよ」って思ってた人間からすると、何も変わってないなと感じるだけ。
焚き火の前でちびちび酒を飲んでると、時間の流れが止まる気がする。
外の風、火のはぜる音、酒のぬるくなる速度、全部が心地いい。
何かを忘れに来たんじゃなくて、何も思い出さなくていい場所を選んでる、そんな感じ。
ちなみに、焚き火に合わせるおつまみは完全に人それぞれだけど、自分の定番は以下の通り。
・さば缶(水煮/味噌煮)
そのまま食べてもいいし、アルミの小鍋で温めるだけで立派なごちそうになる。
・やきとり缶(タレ/塩)
焚き火の熱でちょっと焦げ目がつくくらい温めると、香ばしさが倍増する。
・スモークチーズ
ゆっくりと常温に戻して、ちょっと溶けかけくらいがちょうどいい。
・ミニカップのカレー
アルコールが回ってきた頃に食べると最高。
・クラフトビール or 日本酒
好みだけどクラフトビールならIPA、日本酒なら常温で香る系。
キャンプって聞くと「道具揃えなきゃ」とか「準備が大変そう」とかハードルを感じる人も多いけど、そんなの要らない。
アルミテーブルも高機能なタープも要らない。
マットと寝袋と火の前に座れる椅子だけあれば、それでいい。
最近は便利グッズも増えたし、ちょっとした道具の工夫で快適さも変わる。
でも、そこに「楽しむ心」がなければ意味がないし、逆に何もなくても楽しめる人間は楽しめる。
それがキャンプ。
そして、こういうアウトドア系のスタイルに慣れてくると、つい「居酒屋イチノ」みたいなノリになってくる。
つまり、自分だけの空間で好きなつまみと酒を並べて、焚き火の前で一人営業開始。
「本日のお品書き:さば缶、やきとり、ウイスキー(ちびちび)」ってな感じで、心の内なる居酒屋を開店するのだ。
もちろん防寒や安全面の備えはしっかりすべき。
焚き火台、火消し壺、防火シート、そしてヘッドライト。
「自然をナメるな」という基本ルールだけは忘れちゃいけない。
あれば便利なアウトドア・ソロキャンプ初心者におすすめグッズ。
・キャプテンスタッグ 焚火台:Amazonで見る
ソロにぴったりのコンパクトサイズで収納性も良し。
価格も手ごろ。
・モンベル アルパインクッカー:Amazonで見る
軽量アルミ製でスタッキングも快適。
缶詰温めるのにちょうどいい。
・スノーピーク チタンマグ:Amazonで見る
焚き火で直火OKなカップ。
コーヒーにもウイスキーにも使える万能アイテム。
ソロキャンプは贅沢だ。
誰にも気を使わず、自分の好きなように過ごしていい。
やることが変わらなくてもいいじゃないか。
自分の中で「これが楽しい」がはっきりしてるなら、それで十分。
外見や流行に流されず、自分なりの「これでいい」を持ち続ける。
それが一番かっこいいキャンパーなんだと思う。
どちらも1日1ポチ応援いただけると嬉しいです!


0 件のコメント:
コメントを投稿