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ひとり、またひとりと減り続けたKAT-TUNの最後に残ったのは、静かな終止符。
2025年3月31日をもって解散。
2025年3月31日、KAT-TUNがついに解散。
6人で始まったあのグループが2人に減ると発表された後、「KAT-TUN」という名前そのものが姿を消した。
寂しいとか悲しいというより、ひとつの時代が静かに幕を下ろした感じがする。
グループ活動というのは華やかでありながら、とても不安定なものだ。
誰かの脱退、ソロ活動の本格化、すれ違う方向性。
それでも「解散」は避ける道を選び続けていた彼らが、ついにその言葉を出したということに重みと潔さを感じる。
KAT-TUNはただの“アイドル”ではなかった。
やんちゃで反骨精神があって、でもステージではめちゃくちゃかっこよくて。
ロックテイストを取り入れた音楽性や攻めのパフォーマンスは、ジャニーズ内でも異質だった。
だからこそ、惹かれた人も多かったと思う。
私もあの6人が並んでいた頃の姿が好きだった。
田口くんの笑顔も、赤西くんの自由奔放な存在感も、上田くんのストイックさも、全部がバラバラで、それでいて不思議と調和していた。
でも時間は流れる。
人は変わる。
やりたいことも生きたい道も変わっていく。
だからこそ、グループがなくなったことを悲しむより、今まで続けてくれたことに「ありがとう」と言いたい。
たしかに最近は各自がソロ活動にシフトしていて、「グループ」としての機能はほとんどしていなかった。
ファンも「解散」は薄々感じていたと思う。
それでも“名義”がある限り、希望を持っていた。
その希望が終わった今、ぽっかりと穴が空いたような喪失感がある。
しかし、アイドルってステージにいる時だけが“アイドル”じゃない。
KAT-TUNとして過ごしてきた歴史、それぞれが背負った名前と経験。
それはこれからの活動の中にちゃんと残り続けていくと思う。
今こそ観ておきたいおすすめ作品はこちら。
・Live of KAT-TUN 10TH "Real Face"(DVD):Amazonで見る
デビュー当時のライブDVD。
何度見ても色褪せない。
解散という選択は決してマイナスではない。
誠実に幕を引いたKAT-TUNは、ある意味“アイドルの理想的な終わり方”を見せてくれた気がする。
旅立っていったけれど、それぞれの道で輝く姿をこれからも見届けていきたい。
どちらも1日1ポチ応援いただけると嬉しいです!


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