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仕事はとりあえずやってみて、間違っていたり失敗したら素直に謝る、というのが僕のスタイルだ――そう語っていた森永卓郎さんの言葉が心に響く。
2025年1月28日、経済アナリストの森永卓郎さんが逝去された。
がんとの闘病を公表してからも精力的に発信を続け、その最後まで言葉に誠実であろうとする姿勢は多くの人の心に残った。
著書『がん闘病日記』では、体の不調や不安を赤裸々に綴りながらも、自らを笑い飛ばすような金言が散りばめられていて、読む者に不思議な明るさを与えてくれた。
中でも「仕事はとりあえずやってみて、間違っていたり失敗したら素直に謝るのが僕のスタイルだ」という一節は、いまの働き方に対する一つのヒントになると思う。
完璧を求めて立ちすくんでしまうよりも、まずは動く。
やってみて駄目だったら素直に謝る。
そこにプライドを持たないという姿勢は、失敗を恐れる人にとって救いになるだろう。
「仕事は遊び」とも語っていた森永さん。
もちろん、真剣に遊ぶという意味だ。
損得だけで動くのではなく、楽しみながら、自分の表現や発見の場として仕事をするという発想は、今の時代のフリーランスやクリエイターにも通じる精神だと思う。
そして「セコケチ」という言葉もよく登場した。
これはけっして人を小馬鹿にするための言葉ではない。
少ない出費で最大の満足を得る――そんな工夫と知恵のことを、彼は「誇るべきライフスタイル」として紹介していたのだ。
そう考えると、節約術も彼にとっては経済評論の一部というより、生き方そのものだったのかもしれない。
税金の仕組み、社会保障、年金制度など難解になりがちな話題も、生活の延長で語ってくれるからこそ説得力があった。
森永さんは、最後までテレビやラジオに出演し、文章を発信し続けた。
その背景には「弱さを見せることを恐れない強さ」があったと思う。
病気も、老いも、間違いも、恥ずかしいことではない。
むしろ、それらを開示することが他者の役に立つならば、ためらわずに言葉にする。それが彼の信条だったのだろう。
社会を観察し、制度の歪みに物申す一方で、「働きすぎないこと」「ほどほどでいいという考え方」も大切にしていた。
そこに、現代人の息苦しさをほぐすヒントがあった。
彼の言葉が心に残るのは、常に「自分はこう思う」という誠実な語り口に支えられていたからだ。
迎合せず、押し付けず、でも信念ははっきり持つ。
そのスタイルは、たとえばSNSやブログで発信を続ける私たちにとっても大いに学ぶべき点がある。
森永さんが残した言葉の数々。
・書籍「がん闘病日記 お金よりずっと大切なこと」:Amazonで見る
本人による記録と思索。
最後まで自分らしく生きるとは何かを知りたい人におすすめ。
・書籍「ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト」:Amazonで見る
森永さんの軽妙な語り口で、財務省がどう国民生活を破壊したのかを述べる。
・書籍「書いてはいけない 日本経済墜落の真相」:Amazonで見る
"遺書"として残した、森永さんの40年にわたる研究者人生の集大成。
仕事に迷った時、何を信じて動くかに悩んだ時、言葉に向き合いたくなった時。
森永さんの本は、どれも背中を押してくれる「生活の哲学書」だと私は思っている。
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